トクノシマノコギリ
トクノシマノコギリ。赤く美しい。
はじめて飼育した離島のノコギリが、ミシマイオウと、このトクノシマノコギリだった。思い付きでマットに味の素やトレハロースを混ぜてみたところ、意外にも幼虫はどんどん大きくなり、最終体重20グラムで73.8㎜が羽化してきた。
当時のレコードにわずかに0.2ミリ及ばないサイズだった(現在のレコードは74.6㎜)。
それ以来、かなり熱くなって飼育をしたが、累代を重ねるたびにサイズは縮まり、とうとう昨年は70ミリを切ってしまった。
トクノシマノコギリに限らず、累代を重ねるたびに、どの種もサイズは小さくなり、
産卵数は減少し、寿命も短くなっている。
原因は累代障害だとばかり思っていたのだが、turu-komaさんから人口蛹室を使うことによる弊害ではないか、と指摘を受けた。
もしそうであるとすれば、まだ大型を出すチャンスはある。
もう一度レコードを狙ってみたい。